音楽 三島由紀夫 著

友人が家に遊びに来たときに置いていってくれた本。20代の頃に何冊か読んでいるはずなのに、まったく記憶できていない三島由紀夫作品。 蛇口をひねれば水が出てくることを当たり前とする感覚でジャーッと、ざーっと生きていた当時のわたしには、なにも読めていなかったのだと思う。 この小説は1964年に雑誌「婦人公論」に…