三島由紀夫と楯の会事件 保阪正康 著

わたしにとって作家・三島由紀夫はリバイバル上映で観た映画「黒蜥蜴」での演技の印象が強すぎる人です。小説は20代でいくつか読んだのですが、話を覚えているのは「永すぎた春」のみで、映画の印象がすべてを上書きするインパクトでした。 30代になってヨガインストラクターをするようになってから、ハードなヨガに猛烈に…