静かに、ねぇ、静かに 本谷有希子 著

感謝という単語の生み出すイメージはスマートフォンの普及とともにざまさまな色を増やし続けているなぁ、なんてことをぼんやりと思う数年を過ごしていたら、出会っちゃった。読んじゃった。シャーンティーでロハスなことが綴られたSNSに登場する「感謝」の前後の文脈をよくよく見てみれば、半分は悲劇、半分は喜劇。安易に…