魔術 芥川龍之介 著

離欲について考えています。この本を読んでしまったからです。インドの教えに触れると毎回この角度から自我のありようを見つめるべく追い込まれますが、それにしてもたいそう楽しい読書時間でした。 この小説のような、こういうのは今では二次創作というのかな。谷崎潤一郎「ハッサン・カンの妖術」の登場人物と同じインド…