うちこのヨガ日記
id:uchikoyoga
ふたりのロッテ エーリヒ・ケストナー作 池田香代子 (翻訳)
子どもでいながら、おとなの事情も同時進行で読み取る感覚が子どもにはある。なぜなら、子どもだから。子どもは生きていくために親に忖度するのが仕事だから。ケストナーはその前提を崩さない。まだ読んだのは二作目なのに、この物語でそれをありありと見せられました。 読者を下に設定しない前提での語り口という点では、…