続戦争と一人の女  坂口安吾 著

昨年読んだ「戦争と一人の女」に続編があると知り、読みました。同じ物語が相手側(女性側)の立場ではこういう状況であったということが書かれた物語で、続編というよりも対になっている短編小説。両方読むと、すごくおもしろい。 男から見て何を考えているかわからない女は、こんなことを考え、こんなふうに立ち回り、そ…