研究日誌
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ゲルダ・ヴァルターと「内的合一」の現象学
引き続きヴァルターの話。ひとつ前のエントリーで見たように、ヴァルターは共同体の紐帯となる情動を「内的合一(innere Einigung)」と呼んだのでした。この文脈でヴァルターは、ミュンヘンにおける師であったアレクサンダー・プフェンダーの議論を継承しています。 というわけで、まずはプフェンダーの関連する議論を見…