読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ
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西垣通『集合知とは何か ネット時代の「知のゆくえ」』(中公新書 2013)
資本主義経済下で実学志向の御用学問としての色合いをますます強めていっている専門家による専門知の凋落傾向と、スポンサー重視の情報発信がもたらす弊害を、より強く感じるようになった二十一世紀の社会。あわせて、インターネットという情報インフラの進展で加速された高度情報化社会がもたらした、大衆レベルから発信…