ねむらない歌

世を去りて 残った歌が 雄弁に かの人の世界 なお広げつつ 亡くなった後にその人の歌を知る。そういう出会いが増えるごとに、亡くなった人はもちろん帰っては来ないけれど、歌の世界の中では、その人は永遠に存在し、出会い、歌い続けている。 私にとってそれは、nujabesであり、笹井宏之であった。 瀬戸内を 鷲羽山から …