希望としての”野”の教え —『ぼくの昆虫学の先生たちへ』刊行記念トーク
「あの頃、草原や野に出れば、〈自分〉などという観念は、どこかに霧散してしまっていたのだ、と思う。初夏の青空を背景にしたオオムラサキの荘厳な飛翔があれば、それだけで世界は完全だった。」 ——今福龍太「ジガバチの教え——アンリ・ファーブル先生へ」より 『ぼくの昆虫学の先生たちへ』(筑摩選書)の刊行を記念して…