『源氏物語』の夕顔を詠む歌

たおやかな夕顔のこころ見抜けずに頭の中将の薄情かなし いわゆる「雨夜の品定め」の場面での、頭中将(とうのちゅうじょう)の語り、「まめまめしく恨みたるさまも見えず、涙を漏らし落しても、いと恥づかしくつつましげに紛らはし隠して、つらきをも思ひ知りけりと見えむは、わりなく苦しきものと思ひたりしかば、心安く…