奈良県生駒市女性の生活保護申請却下は違法 地裁判決、市に損害賠償命じる
母親の扶養意思が確認されたことを理由に生活保護申請を却下された奈良県生駒市の50代の女性が市を相手取り、国家賠償法に基づく損害賠償を求めた訴訟の判決言い渡しが5月30日、奈良地裁であった。寺本佳子裁判長(和田健裁判長代読)は、市の却下処分などを違法として、市に対し慰謝料55万円の支払いを命じた。