篠田一士に導かれて

阿部良雄さんがなくなりましたが、このような人の ことを知るにいたったのは篠田一士さんのおかげで ありました。そのむかしの朝日新聞の文学季評などで 親しんで、すすめる本を手にとっていたのであります。 おすすめのなかで一番の収穫はなんといっても 「百年の孤独」であります。ボルヘスの世界でも早い 時期の紹介者…