日本語には肯定と否定がほぼ同じ意味で用いられる言葉がわりとある

ときどき頭をもたげる収集癖です。 「極まりない」≒「極まる」 失礼極まりない奴も失礼極まる奴も、失礼な奴には違いがない。 「ぞっとしない」≒「ぞっとする」 ぞっとするような廃墟に立ち入るのはぞっとしない。 「感に堪えない」≒「感に堪えた」 老齢の理事長は感に堪えた表情で「○周年を迎え感に堪えません」と挨拶を……