認知症「早期診断」の「呪い」を解くために:「当事者視点の症候学」へ向けて|書きたい人のためのwebマガジン オピニオンズ

現在「認知症」の早期診断が急速に広まる中で、医療現場ではこれがどういう意味を帯び始めているのか?このような問題意識で「認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー」と銘打ったシンポジウムを慶應大学で3月に開催したところ、認知症医療を牽引してきた第一線の専門医等が集まった。中でも印象的だったのは、ある医…