木田元『ハイデガー拾い読み』②

(①のつづき) ハイデガーが乗り越えようとした制作的存在論 ハイデガーのこの根本的な批判を木田元さんは「反哲学」として複数の著書で語っている。ニーチェ以後、西洋文化の根底にある、ものの見方に批判的検討を加える哲学者が少しずつ出てきた。その代表のひとりが木田さんによるとハイデガーなのである。 しかし西洋…