(新)Nothing happens to me.
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随筆「物理学と感覚」
*寺田寅彦、存在の読み替えについて第2回 高知新聞の記事に出てくる随筆「物理学と感覚」(大正6年11月)を読んでみる。この随筆は科学の基本姿勢を的確につかんでいて、物理学にたいする寺田の異議申し立てについてもわかり易く説明している。この随筆のあらましからまず確認しよう。以下しばらく私の言葉で要約を述べ…