柿の木は気遣う

*科学が存在をすり替えるのをモノカゲから見なおす第5回 みなさんには、いまこの瞬間、僕が柿の木を目の当たりにしているとご想像いただいている。その柿の木の姿は、僕の前方数十メートルのところにある。だけど、科学は事のはじめに「絵の存在否定」という不適切な操作をなし、この柿の木の姿を一転、僕の心のなかにあ…