バーゼル条約、引退した船舶は「有毒廃棄物」と認定

役目を終え解体処理を待つ船舶には、PCB、石綿、水銀、鉛や廃油などの有毒物がたくさん残存している。『バーゼル条約』を採択した163ヵ国では、これらの船舶を規制対象の有毒廃棄物と位置づけ、環境に負荷をかけないかたちで処理することを義務づける、新たな規則を採択した。