経済格差の根源は、十数万年前の東アフリカに起因する:オデッド・ガロー教授の「統一成長理論」

ニュートンの「万有引力の法則」、ダーウィンの「進化論」、アインシュタインの「一般相対性理論」。そうした“学問上の偉業”に比肩する理論を打ち立てた(かもしれない)研究者がいる。その名はオデッド・ガロー(ブラウン大学教授)。彼が考案した「経済成長理論」とは、いったいいかなるものなのか。その核心を、石川善…