「木造の高層ビル」が増えれば、気候変動にも対抗できる? 論文で示された木造建築の有用性

鉄とコンクリートでつくることが常識とされてきた高層建築を木造にすることで、CO2を木材に“吸収”し、排出量も大幅に削減できる──。そんな調査結果を米大学の研究チームが明らかにした。温室効果ガスの削減が急務になるなか、「木造の高層ビル」が現実味のあるアイデアとして浮上してきた。