科学とフィクション、その果てしなき「イタチごっこ」の行方
大ヒット作「電脳コイル」から12年の長き沈黙を破り、新作「地球外少年少女」の構想を発表したアニメーション監督の磯光雄。電脳空間から宇宙空間へと舵を切る希代のストーリーテラーは、長きにわたり創作者が苦悶する「空想と科学のイタチごっこ」に、またもや真っ向勝負を挑む覚悟だ。(雑誌『WIRED』日本版VOL.33より転…