引き揚げ支援の裏で、満州の「資産」いかに運ぶか 101歳が語る戦後
終戦直後、私は徳島の名勝「大歩危小歩危」で療養生活を送った後、ひとまず本籍のある淡路島の親類宅に身を寄せることにした。<br /><br />すると12月の初め、京都から私宛てに突然電報が届いた。読むと、満州国総務庁勤務時代の外国情報科の…