呪いをどう解くか、凡庸な「優生気分」 視標「相模原殺傷事件10年」   批評家 杉田俊介

 植松聖の意志は依然、この国に呪いとして蔓延(まんえん)し続けているようだ。祭り上げたいのではない。呪いをいかに解くか、その条件を見すえたい。  事件の後、障害者支援の同僚たちは時間が50年巻き戻った ...