七十二候/金盞香 きんせんかさく|日本の季節を楽しむ暮らし 暦生活

七十二候は「金盞香(きんせんかさく)」を迎えました。金盞(きんせん)は水仙のことで、「咲く」とはいわず「香(かぐわ)し」と表現されているように、気品のある芳香と、清楚なその姿は室町時代から珍重され、生け花の世界でも松竹梅に匹敵する、格調の高い花として愛されてきました。