<書評>奥野克巳『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』
自分の財産のすべてが、地下の資源やほかの生物の命を変換したものだと気づいてから、働くことに身が入らない。 きっかけは、素潜り漁師になった友人に感化され、漁師への転身を夢想したことだった。 素潜り