駄作を愛でる/傑作を呪う_発表スライド

『プラン9・フロム・アウタースペース』(1959)は最高の映画だ。ペラペラのUFOやおよそやる気の感じられないゾンビ(?)に思わず笑ってしまうだけでなく、支離滅裂な展開はそれ自体、西洋合理主義を相対化する撹乱的試みであり、思想的な深みもある。一方、『2001年宇宙の旅』(1968)は全然だめだ。展開は冗長すぎるし、音楽は…