全裸で朝食をとっている初秋。

まだ夏の暑さがわずかに残る秋雨の朝。俺は食卓につき、朝食を取っていた。 時刻は、6時45分。 お味噌汁をすすっていると、長女が起きてきた。「おはよう。」「うん。おはよう。」普通の家庭でも見られる、ごく普通の光景。 だが、そのごく普通の光景の中の一部に、ごく普通の家庭では、あまり見慣れない情景があった。 俺…