月に吠える (萩原 朔太郎)
従兄 萩原栄次氏に捧ぐ序 萩原君。 何と云つても私は君を愛する。さうして室生君を。それは何と云つても素直な優しい愛だ。いつまでもそれは永続するもので、いつでも同じ温かさを保つてゆかれる愛だ。此の三人の…