かえるの王様 (グリム ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール グリム ヴィルヘルム・カール)

         一 むかしむかし、たれのどんなのぞみでも、おもうようにかなったときのことでございます。 あるところに、ひとりの王さまがありました。その王さまには、うつくしいおひめさまが、たくさんあり…