パウエル議長、利下げ示唆-力強い労働市場より下方リスクを強調

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は10日、議会証言を行い、中国との貿易戦争などのリスクを指摘したほか、力強い6月の雇用統計を受けても米金融当局の見通しに変わりはないとの認識を示した。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で政策金利を約10年ぶりに引き下げるとの市場の観測が強まった。