「仕組み債」4兆円市場縮小へ、金融庁の厳格姿勢が販売見直し迫る

金融庁がデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ「仕組み債」と呼ばれる金融商品の個人への販売を巡り、金融機関に厳しい姿勢で臨んでいる。販売停止や勧誘の見直しを迫られる金融機関も出ており、4兆円前後で推移してきた市場の縮小は避けられない見通しだ。