日銀が金融緩和策を現状維持、共通担保オペ拡充-物価見通し引き上げ

日本銀行は18日の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロール(YCC)政策を軸とした大規模な金融緩和策の現状維持を決めた。共通担保資金供給オペを拡充する。新たな消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)の前年度比の上昇率見通しは、2022年度が3.0%と従来の2.9%から上方修正された。