日銀がYCC運用を柔軟化、長期金利の指し値オペ水準1%に引き上げ

日本銀行は28日の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロール(YCC)政策の運用について、指し値オペの水準引き上げなどの柔軟化を決めた。2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現を見通せる状況には至っていないとし、粘り強く現行の金融緩和を継続する姿勢を明確にした。