日銀がリスク資産購入から静かに撤退、異例の政策から正常化の兆し

日本銀行が2010年に金融緩和政策の一環として開始した不動産投資信託(J-REIT)の購入を、今年は初めて見送る可能性が大きい。同時に始めた上場投資信託(ETF)の買い入れも大きく縮小しており、中央銀行としては異例のリスク資産購入が静かに出口を迎えつつある。