円は対ドルで147円台前半、米利下げ観測がドル重し-月末需要も注視
30日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=147円前後と小幅上昇。米国の利下げ観測の高まりがドルの重しとなり、円は底堅く推移した。月末の決済に絡む実需の売買が一巡した後は、同日発表の米個人消費支出(PCE)価格指数や12月1日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めるムードが強まった。