『十字軍と英雄』英雄の視点で読む十字軍200年の物語を簡単に解説

「神はそれを欲したまう!」 1095年、フランス中部クレルモンの広場でこの叫びが轟いた。 教皇ウルバヌス2世が「聖地エルサレムを奪還せよ」と呼びかけると、集まった民衆は一斉に立ち上がった。農民が、騎士が、修道士が、王が——宗教的熱狂と、欲望と、信仰と、野心が入り混じって、200年の戦争が始まった。 今回は十字軍…