怪談×推理 相沢沙呼「マツリカ」シリーズを読んだので感想。あまりに見覚えのある思春期の闇を抱えた主人公に居たたまれなくなる日常ミステリーの良作

けれど、ここにいてもいい理由がほしい。 2巻から一文抜粋 多くの人は知らないでしょうが、自信がなくて自らの醜くさを許せなくて人と関われない人は結構います。 そういう私たちは基本的に誰とも話さず、会話に入れず、自己を卑下し、他人に光り輝く青春を見るのです。 学校の昼休み、机に突っ伏して寝ているふりをする…