田舎教師ときどき都会教師
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見田宗介 著『宮沢賢治 存在の祭りの中へ』&『マル激(第1100回)』より。宮沢賢治 → 見田宗介 → 宮台真司、等々 → 以下、無限に続く。
わたしたちが〈いいこと〉のために自分を犠牲にするというとき、なにがほんとうに〈いいこと〉であるか、それをどのようにしてわたしたちは知ることができるのか。 友人の生命を助けて死んだカムパネルラは、文句のない善行にみえる。それでもカムパネルラは、泣きだしたいのをこらえているように急きこんで云わねばならな…