田舎教師ときどき都会教師
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大澤真幸、平野啓一郎 著『理想の国へ』より。憂国。労働時間の抑制なくして、理想の国なし。
これは、僕の「分人主義」の発想にもつながる話です。労働者としての比率が個人の中でどの程度の割合なのか。それが政治主体はじめ、消費主体、あるいは家族といるときの自分、恋人や友人といるときの自分・・・・・・など、私的な分人を圧迫してしまうと、政治行動も、無関心か、現状追認に陥ってしまう。ですからコモン化を考…