田舎教師ときどき都会教師
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東浩紀 著『訂正可能性の哲学』より。家族も一般意志も、変わらないために変わり続ける。
そして20世紀が終わるころには、そもそもソ連が崩壊したこともあり、大きな物語のような発想はほとんど支持されなくなった。1971年生まれのぼくは、学生時代にまさに「大きな物語の終わり」を叩き込まれた世代にあたる。人類の歴史にまっすぐな進歩なんてないし、なにが正しくなにがまちがっているかについても単純…