村上靖彦 著『仙人と妄想デートする』より。自らの自由な実践の土台となるプラットフォームを生み出す。

看護実践は無数の多様さへと開かれている。看護師の個性だけでなく、さまざまな疾患に応じて、さまざまな病棟文化に応じて、個々の患者や家族の個性や文脈に応じて、一つとして同じ実践はないであろう。本書では精神科と助産、訪問看護を中心に、保護室での拘束から死産された子どものケアにいたるさまざまな実践の場面を…