勅使川原真衣 著『働くということ』より。他者と何かを仕合うことで「仕合わせ」になる。

しかしながら、私たちの社会は、「自立」を目指すばかりに、本来組み合わさってなんぼの人間を「個人」に分断し、序列をつけて「競争」させる ―― これを学校で、職場で、こと現代はしこたまやりすぎました。そこから生まれたものは、冒頭からお伝えのとおり、大多数の方々の「生きづらさ」に他ならないのではないでしょう…