猪瀬直樹 著『明日も夕焼け』より。泣きごとは必ず云うな。

君の自主性を尊重するとか、自分で考え給えとか、格好がよいけれど決断という負担を単に押しつけているだけで、とても無責任なのである。確固とした価値観がなく臆病でなにかから逃げているだけにすぎないのに、ものわかりがよいふりをしている。 ときには、駄目なものは駄目だ、と断定してあげたほうが子供たちはよほど気…