猪瀬直樹 著『東京の敵』より。働き方を変えるためには、学校現場も「昭和16年」の逆を行かなければいけない。

あのとき、僕は「昭和16年」の逆を行かなければいけないという思いを強くもっていました。客観的データを恣意的に解釈して、都合の良いデータに変質させるのではなく、客観性を維持しながら、各団体のさまざまな思惑を一つにまとめあげることに腐心しました。だからこそ、招致が決まったとき「チームニッポンの勝利だ」…