松岡亮二 編著『教育論の新常識 格差・学力・政策・未来』より。少しでも明るい未来にするために、データと専門家と現場を重視してほしい。

政治と行政には「やりっ放し」から「結果を出す」政策へ転換を進めていただきたいですが、そのように期待するだけでは、文科省の「通知行政」による教育委員会と学校現場への丸投げとあまり変わりませ。なかでも文科省の官僚一人ひとりは、少なくとも私が直接話した人々は全員極めて優秀で公のために献身する志をお持ちの…