田舎教師ときどき都会教師
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野口晴哉 著『風邪の効用』&「マル激(第1000回)」より。日本社会に風邪とマル激の効用を。
しかし風邪の治療に工夫しすぎた人は、風邪を経過しても体量配分比の乱れは正されず、いよいよひどい偏りを示すこともある。風邪の後、体の重い人達がそれで、他の人は蛇が皮をぬいだようにサッパリし、新鮮な顔つきになる。風邪は万病のもとという言葉に脅かされて自然に経過することを忘れ、治さねば治らぬもののように…