坂口恭平 著『Pastel』より。まとまらない人の坂口さんは教育者でもあるなぁ。

土にクワを入れた。クワを持ったのも初めてだった。でもクワともなぜかウマがあった。どう耕せばいいかということがすぐにわかったのだ。わかったというか、土から受ける何かを感じた。土を耕しているのは僕だけじゃなくて、土もまた、何か別のものに変わろうと動いてくれているのを感じた。坂口恭平『Pastel』(左右社、2…