沢木耕太郎 著『星をつなぐために』より。たぶん、方法は力なのだ。児童をつなぐために。

沢木 しようがないことなんですよ。それは当たり前のことで、相手があることで、相手の持っているエネルギーによって、出来、不出来に差が出てくるのは当たり前じゃないかと。ところが書き手にとっては、そうかんたんにわりきれない。だって、自分という存在がありながら自分が書いたものに対して全能な力を持てないわけで…