1,400円の「6N3真空管プリアンプキット」を組み立てた話—前編—

さて、トランジスタが発明される以前、アンプの増幅素子には、真空管というものが使われていました。 この、まるで工芸品のような、緻密な金属構造の収まったガラス球が真空管です。 こんな一見電球のような部品に音楽が流れ込むと、それが電気で増幅されてスピーカーを鳴らすだなんて、なんだかとってもロマンじゃないで…